DESIGN FOR THEATERGOING
スウェーデンの小さな劇場で終演後、スタッフさんに声をかけられました。
そして面白い人だから会ってみてと、そこの演出家を紹介してくれました。
その当時2015年、私はちょうどヨーロッパにいて、現地の人たちからシリア内戦とテロへの怒り、徒労感を聞いていました。ですから数日後にその演出家と会って、彼女が「愛」とそれを失くした「戦争」について児童作品を作りたいと言った時、私は迷いなく乗りました。それが、この作品のスタートです。パペットには西川古柳座さんに協力していただいた車人形を使い、両国の音楽家と共にサイレント演劇で上演します。