我々がかねてより温存していた108のレパートリーのうち、
その25と38と41を、このたび公開いたします。
ただ、どのレパートリーも曖昧かつ繊細、もしくはあってないようなものであるため、
上演までには無数の試行錯誤が必要です。
むしろこのたびは、その試行錯誤をこそお楽しみいただけるのではないかと思い至り、
上演までの「建設と解体」の様子を、初手からつぶさにご覧いただく、という試みを行います。
脚本も事前に公開予定。
千秋楽まで「建設と解体」は止まりません。
内で外で蠢く108のレパートリーは、何度も何度も姿形を変えながら、いつだって我々を悩ませるのです。