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まじない銀杏の木の下で

16年間在籍した劇団民藝において「真夜中の太陽」や
ミュージカルエレジー版「銀河鉄道の恋人たち」を演出した武田壱郎が2016年に同劇団を退団、
新たな舞台創造のプラットフォームとして2017年に立ち上げた演劇集団。
幻と消えた「銀河鉄道の恋人たち」の継続公演を目標とするところがユニット名の由来であるが、
旗揚げ公演のテーマに選んだのは何故か「呪い」。
五寸釘を打つ軽やかな音とともに
現代社会で戸惑うアラサー女子、若者たちをかけられた「呪い」から今、解き放つ。
“コンコココン……!“

あらすじ:深夜のとある神社。
藁人形と五寸釘を手にした三人がはちあわせ。
アラサー元OLのみゆき、さえない演劇青年トシオ、そして謎の中年男。
誰がお参りするか順番をめぐって大喧嘩。
「丑の刻まいり」の意味を問い直すその会話は
ルース・ベネディクト、ご当地キティちゃん、
ハーゲンダッツの食べ方性格占い、フレイザーの「金枝篇」へととめどなく脱線していく。
「ひとはなぜ自らを魔道に堕としてまでひとを求め続けるのか?」
はてしなく横滑りしていく物語のはてに彼らが見たものとは……?
あかるく楽しい呪術コント。

[ play ]

name
まじない銀杏の木の下で
period
2017年11月09日 - 2017年11月12日
company
演劇ユニット銀河工房
theater
下北沢 小劇場B1
location
下北沢
チラシ

2017年10月05日