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2009年の旗揚げ以来、漫画・アニメ・小説・音楽・映画などジャンルを越えたカルチャーをパッチワークのように紡ぎ合わせていく作風で、小劇場シーンの「恐るべき子どもたち」として注目を集めてきた劇団「ロロ」の三浦直之。
今年第60回岸田國士戯曲賞にノミネートされ、今まさに旬の時を迎える三浦の生み出す「ボーイミーツガール」をテーマとした、ポップで切なくて躍動感あふれる作品群は、演劇にとどまらず、映画やテレビドラマなどにも姿を変え、そのキラキラとした輝きを放ってきた。
2010年に初めて上演されたロロVol.2「LOVE」、その「LOVE」をリメイクして東京・京都・仙台3都市ツアーを行った「LOVE02」は、「好き」という真っ直ぐな気持ちがあふれる劇団代表作。恋をすると光る少女、200年片思いし続けている老人、恋に盲目すぎて本当に目が見えなくなった青年など、奇天烈なキャラクターたちが織り成す、繋がらなさすぎる片思い群像劇。
その「LOVE」「LOVE02」が2016年秋、タイトルを「光の光の光の愛の光の」と改題し、劇団公演でなく初のキティエンターテインメントプロデュース公演として、新たに蘇る!