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戦国時代のヤマトの国の物語。
舞台は火の国のさらに南にある、小さな島国リューサー王国。
その国を統治していた王が倒れ、そこから物語は始まる…。
王子であったティーダは、海辺で不思議な女を見かけた。
その女はザン・・・。なんと人魚だったのである。
ティーダはザンに一目惚れした。そして、ザンもまた…。
ザンは海の神様に願い、人の姿に変えてもらう。
その代償として言葉を失ったザン。
その頃、火の国より海原天陽と名乗る男が漂着してきた。
天陽はヤマトの民を憎む、リューサー王家に狙われることとなる。
一方で、火の国の兵士たちが、不老不死になれると伝説の人魚の肉を求め、
リューサー王国に向かって海を渡っていた。
ザンに危機が迫っていた。ティーダはザンを守るため立ち上がる。
リューサー王国の運命はいかに・・・
これは恋と海と戦いの物語である。